近年、注文住宅の良さが見直されてきています。世田谷区で注文住宅を建てるためには、その良さを改めて確認しておく必要があります。住宅に求められる性能の中でも特に気をつけたいのが、耐震性と耐久性です。この二つの性能は、建てたばかりの住宅でははっきりわかりません。大地震に見舞われた時や長い間住み続けた時に初めてわかってくるものです。注文住宅は一見すると建売住宅や分譲住宅と区別が付きません。注文住宅の真価が問われるのは、地震や災害により厳しい条件にさらされた時です。世田谷区は武蔵野台地の南端部にあり、多摩川の下流に位置します。地形は台地、谷底低地、氾濫低地の3種類に分かれ、それぞれに性質が異なります。世田谷区で注文住宅を建てる場合は、地盤の特質に合わせた建て方が求められます。

耐震性の基礎となる注文住宅の地盤

建売住宅や分譲住宅ではなく、注文住宅を建てるからには、地震に対して十分な耐震性を持たせる必要があります。建売住宅や注文住宅の多くは、建築基準法の最低限度の基準のみを満たしただけの建物です。世田谷区に注文住宅を建てる場合は、住宅性能表示制度による耐震等級3の性能を確保することを目指すべきです。耐震性の基礎となるのが地盤の強度です。世田谷区は谷底低地や氾濫低地などの、必ずしも地盤の良くない地域が混在しています。建物を建てる前に、地盤の状況を調査により確認する必要があります。地盤が悪いことがわかったら、通常の住宅以上に耐震性を持たせる必要があります。住宅性能表示制度による耐震等級3に加え、屋根を軽い材料で葺くこと、2階の壁と1階の壁の直下率を高めることなどにより、耐震性の高い建物を造ることができます。

注文住宅の耐久性と使用する材料の関係

世田谷区に建てる注文住宅には、長い間住み続けられる耐久性を持たせたいものです。耐久性を持たせるためには、良い材料を使い、断面寸法を大きくすることが大切です。注文住宅が建売住宅や分譲住宅と異なるのは、構造材の質と断面寸法の大きさです。世田谷区で木造住宅を建てる場合は、構造に使う樹種の選択が大切です。木材の中で最も性能が優れているのがヒノキです。強度や耐久性、色艶と香りなどの性質は、木材の中でも群を抜いています。シロアリの発生が多い地域では、青森ヒバの使用が薦められます。青森ヒバにはシロアリが嫌う成分が含まれているので、シロアリの発生を抑えることができます。世田谷区で建てる注文住宅の断面寸法は、通常の住宅よりも大きくしたいものです。通常の住宅は、柱の太さが105mm角です。柱の太さを120mm以上とすることで、地震に丈夫で耐久性に優れる住宅を造ることができます。